折角入院治療を受けても、短期間に再飲酒(スリップ)すると期待した治療効果をあげることができません。そこで、神奈川県の病院では顔認証システムを導入し、入院期間中の再飲酒を防止する臨床試験を開始することになりました。
臨床試験に参加する病院の半径約1kmにあるコンビニに協力を求め、防犯用カメラに顔認識システムを設置します。デジタル画像から来店客の顔を抜き出し、事前に登録していた入院患者の顔面データベースと照合します。入院患者と識別された場合は、アルコール飲料の販売をお断りするという仕組みです。
この臨床試験の結果は専門学会で報告することになっており、スリップ防止に効果があることが実証されれば、全国的導入も視野に入れているそうです。入院患者だけでなく、本人の自由意志があれば通院患者でも適応可能であり、本システムが断酒率向上に大きく貢献できるのではないかと期待が寄せられています。
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